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本 「世界がもし100人の村だったら」

「世界がもし100人の村だったら」の本は幾つかテーマ別に出てるようですが、
どれを読んでも、ズシーンと心に重い悲しみと、
日本に住む私は本当に幸せだと感じ、日々の小さな悩み、欲望なんかで
苛立ったりする自分が本当に情けなくなってきます。

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子を持つ親として、子供を自分の手で育て、
子供が満足に3食の食事が摂れ、
学校に行って教育を受けれることに本当に有り難く感じさせられました。
世界には学校に行けない子供達がいるどころか、戦火の中で暮らしたり、
軍隊に加わったり、過酷な労働を強いられたりしている子供達が沢山いるのです。
その事実は、裕福な日本にいると想像すらできず、気づくことができずにいます。

「世界が1カ月、戦争にお金を使わなければ、
そのお金で、2億2千万人の子供を危険な鉱山や、
不潔なゴミ捨て場から助け出せる、と。
あるいは、私たちがフェアトレードのチョコレートを食べることにすれば、
カカオ農場から、何十万人もの子供を救える、と。」


この前、娘が入っているガールスカウトで”フェアトレード”の勉強をしたようです。
世界は日本のような国ばかりではないことを、小学1年生ながらに気付いたことでしょう。
そして自分たちができることは何か、気付いて行動できる人間になってもらいたいものです。

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「日本のわたしたちは世界でいちばんたくさんの
食べ残しを捨てています。
私たちが捨てる食べ残しは、年に2000万トン以上です。
世界の食糧援助量は、年に1000万トンです。」


いつだったか、近頃だったと思うけど、内戦でスタッフの命が危ないために
食糧援助が中止になり、それによりソマリアでは100万人に
食糧が行き渡らないと言っていた。
100万人・・・想像を絶する人数。
それだけの人が飢えて、果てには亡くなっていく人も増えていく。
援助できない理由が人道的であることに、更に怒りと悲しみ、悔しさがわき出る。
私にもできること、考えて行動しなくては。

by moon-tree | 2010-01-23 23:12 | Think! our planet  

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